欲望の音

2018
HDヴィデオ
69分

『欲望の音』は2017年に「Live International Performance Art Biennale」(カナダ・バンクーバー)で行われた公開撮影のパフォーマンスをもとにした映像作品。
同パフォーマンスは、地主がパーカッショニストのジョン・ブレナンと欲望に関して対話し、ブレナンがその会話に沿った演奏を行うというもの。
対話に呼応するように変化する演奏によって、欲望についての考察が音楽を通して浮かび上がっていく様子をとらえた作品となっている。

パフォーマンスはLIVE Biennaleのコミッションで制作され、Western Frontで上演された。

映像は、観客席から捉えた地主とブレナンが映っているワイドショット、地主が撮影しているミディアムショット、ブレナンの手もとのクローズアップからなる3つの視点が並列され、パフォーマンスの初めから終わりまで編集なしのワンショットで上映される。