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2011.11.28

誰かへ。

こんにちは。
ひさびさのブログです。
何度かブログを書こうかなぁと思ったことがあったけど、
書きかけてはやっぱりやめとこうというのが続いていました。
世の中の人は、face bookとかtwitterとかブログとか
どういう心持ちでやっているんだろう。
日記みたいに自己検閲なしでダダ漏れにはできないし、
かといってカタすぎるつぶやきもねぇ。
私はいまだに距離感がつかめません。

最近絵を描いているのですが、かなり辛いです。
辛いものを辛いと言ってしまったら身も蓋もないけど。
頭を掻きむしってベッドにダイブして、
虚ろな眼で制作途中の絵を眺める日々です。
ちょっと前に完成させた映像作品に全身全霊をかけて取り組んでいたので、
今、私はからっぽのもぬけの殻という感じです。
なんの創造性も持ち合わせていません。

このあいだ絵を描きながら、デミアン・ハーストの髑髏の絵を思いだしました。
有名なサメとか牛を輪切りにした作品のあとに髑髏の絵を描いていたと思うんだけど
(正確にハーストの活動を追っているわけではないので確実ではない)
その髑髏の絵がめちゃしょぼかったんですよね。
予備校生のころに読んだ美術手帖にその図版が載っていて、
私は一目見てださいと思いました。
記事の論調もそんなような感じで、「ハースト、どうした?』的な感じだったと思います。
うろ覚えですが。
その髑髏の絵を思いだして、きっとハーストも一度燃え尽きたんだなぁとしみじみしました。

私もヒドい出来の作品を前にしても自棄を起こさないようにしたいと思います。

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