2012.01.09
新春ドローイング大喜利
昨日オンゴーイングで山本さん、高石くんと私の3人で
新春恒例!ドローイング大喜利というものをやった。(恒例とかいいつつ今回が初めて)
司会者(小川さん)やお客さんからお題を出してもらって
それに対して3人がドローイングで答えるというもの。
3分間の制限時間内で、みんなを唸らせるような解答をださなくちゃいけない。
解答の面白さによって座布団ならぬコースターがもらえるんだけど、
つまらないと没収されることもある。
それで最終的にコースターが一番多かった人が勝ちというルール。
これがとにかく刺激的だった。刺激的すぎて冷や汗をかいた。
私は初めは好調だったんだけど、だんだんまったくアイデアが浮かばなくなり
小川さんから「地主さん不調だね」やら「ほらほら最下位になっちゃうよ」
などの野次が飛び、やばいやばい思いつかない!と焦りつつ3分間で絵を仕上げる。
という、やってみるとまさに鬼のような企画だった。
お題がまた難しくて、「おぼろげな夜」「たいと茶漬け」「13日の金曜日」「地獄で会った美女」、、など。
しかもベタな解答をしてしまうと「そのまますぎて広がらないね。はい、次!」
と容赦ない進行なのだ。
とはいえ、とても面白かったのはたしかだ。
まず面白かったのは素の部分がむきだしになったこと。
制限時間が3分しかないし、次々にお題がくるので繕っている暇がない。
だから三者三様の個性が見えて面白かった。
山本さんの解答は「どれだけ酸いも甘いも噛み分けてるんですか?!」という感じで
「この素晴らしき俗世界よ」とキャッチフレーズでもつけたくなるようなブラックユーモア
あふれるものだった。
高石くんは持久力があって、常に一定のクオリティを保っていた。しかもどんどん良くなっていた。
私とは対照的だ。
私は完全に短距離走者であった。
結局優勝したのは高石くん。
この企画、他の人がやっているのも見てみたい。
そしてテレビに出ているひな壇芸人の気持ちがよくわかった気がする。